不要になったバッテリーは交換用バッテリーを購入された販売店まで持って行ってください。
通常のゴミ回収では処分できませんので注意してください。
バッテリーを放置したままにしておくと、化学反応によって、バッテリー内部の鉛と電解液の硫酸が硫酸鉛となり、電流が入りにくい状態となり、これをサルフェーションといいます。初期段階のサルフェーションであれば回復する可能性がありますが、進行している場合、硫酸鉛が硬質化するため、使用できなくなります。
使用環境により大きく異なりますが、平均2~3年くらいです。
ただし、長期間使用しない場合はバッテリーのメンテナンス(補充電)を行ってください。メンテナンスをしていない場合、1年未満で寿命になってしまう場合があります。
バッテリーに電解液を注液後、30分ほど放置してから使用できますが、バッテリーが完全に充電されないため、初期充電を行ってから使用してください。充電済みタイプもそのまま使用できますが、保管状態によっては電圧が低下している可能性があるので、使用前に補充電をすることをおすすめします。
バッテリー内部が劣化していないものは、すぐに補充電すれば使えます。放電したままで長期間放置したものは、時間の経過とともに劣化し、元に戻りにくくなります。一度補充電を行い、バッテリーの状態を確認してください。
液別(即用式)タイプ
電解液が入っていない状態で工場から出荷され、使用前に電解液を注液し、使用するバッテリーです。電解液は希硫酸となりますので購入店で注液、及び初期充電を行ってください。
充電済みタイプ
製造工場で電解液の注液を行い、充電されたバッテリーです。そのまま使用できますが、保管状態によっては電圧が低下している可能性がありますので、使用前に補充電をすることをおすすめします。
車両の充電制御方法は車両によって異なります。またバッテリーの構造上、開放型バッテリーとVRLAバッテリー(メンテナンスフリータイプ)は充電電圧の制御方法も異なります。よって、開放型バッテリーを搭載している車両にVRLAバッテリー(メンテナンスフリータイプ)を載せ換えた場合、短寿命や爆発が起きる可能性がありますので、載せ換えは行わないでください。
弊社独自の監査に合格し、ISOを取得した工場でバッテリーが製造されているため、安定した品質を提供しています。出荷工場で検品されたものが入荷してきますが、再度、国内で100%検品を行い、より安心できる品質のバッテリーを市場に供給しています。
購入後、使用せずに保管する場合は、雨や直射日光の当たらない、なるべく温度変化の少ない場所で保管してください。使用しているバッテリーや充電済みバッテリーについては、2カ月~3カ月に一度補充電を行うことで長期保管が可能です。
公称電圧には6Vと12Vがあります。車両によって電圧が異なり、電圧が違うものは使用できませんので必ず確認してください。