従来(鉛)バッテリーの約1.5倍
強力な始動性能
LiFePO4の採用による
確かな安全性
バッテリーの状態が一目でわかる
LEDインジケーター付
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従来(鉛)バッテリーの重量の約1/3
超軽量バッテリー
バッテリーマネージメントシステム
BMS搭載で寿命を向上
他社リチウムイオンバッテリーと比べて
低温時に強い設計
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型式 | 最大外形寸法 L × W × H (mm) |
消費電力 (Wh) |
普通充電電流 通常 (A) 最大 (A) |
サイズ調整部品 (同梱) TR01 TR02 |
希望小売価格 (税込) |
代表互換品番 | ||
ITM7-FP | 113 × 70 × 105 | 54.0 | 2 | 20 | 4 | - | ¥47,900 | (AZ)ATX5L-BS, ATZ6V, ATX7L-BS, ATZ7S, ATZ8V |
ITL9-FP | 150 × 87 × 105 | 96.0 | 3 | 32 | 6 | - | ¥87,800 | (AZ)ATX9-BS, ATX12-BS, AT12A-BS, ATZ12S, ATX14-BS, ATZ14S (GS YUASA)YTX16-BS, YTX20-BS, YTX20H-BS, YTX24H-BS, YTX30-BS |
ITZ5S-FP | 113 × 70 × 85 | 24 | 1 | 10 | - | 2 | ¥15,980 | (AZ)AT4L-BS, ATX4L-BS. ATX5L-BS |
ITZ7S-FP | 113 × 70 × 85 | 28.8 | 1.5 | 15 | - | 4 | ¥21,980 | (AZ)ATZ7S, ATX7L-BS |
ITZ10S-FP | 150 × 87 × 93 | 48.0 | 2 | 20 | - | - | ¥33,800 | (AZ)ATZ10S |
ITZ14S-FP | 150 × 87 × 93 | 54.0 | 2 | 20 | 2 | - | ¥39,800 | (AZ)ATZ12S, ATZ14S |
IT9B-FP | 150 × 65 × 92 | 36.0 | 1.5 | 15 | 2 | - | ¥21,980 | (AZ)AT7B-4, AT9B-4 |
IT12B-FP | 150 × 65 × 92 | 48.0 | 2 | 20 | 4 | - | ¥33,800 | (AZ)AT12B-4 |
ITX9-FP | 150 × 87 × 105 | 36.0 | 1.5 | 15 | - | - | ¥33,800 | (AZ)ATX9-BS |
ITX14H-FP | 150 × 87 × 93 | 48.0 | 2 | 20 | 4 | - | ¥47,700 | (AZ)ATX14-BS, ATX12-BS, AT12A-BS |
ITX14AHQ-FP | 134 × 75 × 133 | 48.0 | 2 | 20 | - | 4 | ¥54,800 | (AZ)ATB14L-A2 |
【 従来(鉛)バッテリー 】
従来(鉛)バッテリーは主に鉛と希硫酸で形成されており、エネルギー密度は低いバッテリーです。
<化学式>
【 AZリチウムイオンバッテリー 】
AZリチウムイオンバッテリーは、従来(鉛)バッテリーには含まれていない、リン酸鉄リチウム正極活物質で作られており、水銀、硫酸などの有害/危険な物質が含まれていないバッテリーです。従来(鉛)バッテリーと比較するとエネルギー密度は3倍となり、極めて軽量で、自己放電率も非常に低いバッテリーとなります。
<化学式>
携帯電話の電子用や電動自動車のような電力供給用リチウムイオンバッテリーと比較すると、AZリチウムイオンバッテリーは原料から異なります。
リチウムイオンバッテリー比較表
商品 | 電子用リチウムイオンバッテリー | 電力供給用リチウムイオンバッテリー | AZリチウムイオンバッテリー |
主な原料 | 酸化コバルトもしくはNCM | 酸化マグネシウムもしくはNCM | リン酸鉄リチウム |
標準電圧(V) | 3.6か3.7 | 3.6か3.7 | 3.2 |
エネルギー量/重量 | ◎ | ◎ | ○ |
エネルギー量/容積 | ◎ | ◎ | ○ |
Max 放電率(C) | 0.5C | 2C | 50C |
サイクル寿命 | 300 | 500 | 2000 |
安全性 | 火事・爆発の可能性あり | 火事・爆発の可能性あり | 火事・爆発の可能性なし |
環境レベル | 普通 | 普通 | 高い |
AZリチウムイオンバッテリーはリン酸鉄リチウム正極活物質を使用したことにより、エネルギー密度は従来(鉛)バッテリーの3倍となり、従来(鉛)バッテリーより低いにも関わらず、クランキング(エンジン始動性能)が高いバッテリーです。
使用できません。リチウムイオンバッテリー対応充電器「AZ BATTERY CHARGER ACH-200」をご使用ください。
バッテリーテスターで電圧を測定し、バッテリーの残容量を判断することができます。
残容量については、詳細は次の通りとなります。
リチウムイオンバッテリーの電圧と残容量
電圧 | 残容量 |
14.340 | 100% |
13.300 | 90% |
13.270 | 80% |
13.160 | 70% |
13.130 | 60% |
13.116 | 50% |
13.104 | 40% |
12.996 | 30% |
12.866 | 20% |
12.730 | 10% |
9.200 | 0% |
注)電圧を12.86v以下にしないでください。 |
AZリチウムイオンバッテリーを購入店まで返却してください。
AZリチウムイオンバッテリーは完全密閉されているため、どんな向きでも取り付けでも可能なバッテリーです。
従来(鉛)バッテリーの平均寿命は約3年となっており、同じような使用環境であれば、AZリチウムイオンバッテリーは約1.5~2倍の寿命となります。
AZリチウムイオンバッテリーは「二輪車始動用」バッテリーになりますので使用できません。また「二輪車始動用」以外に使用した場合は保証対象外、ならびにAZリチウムイオンバッテリーへの損傷を引き起こす可能性があります。電源用途では使用しないでください。
サイズ(寸法)調整部品が同梱していますので、車両に搭載されていた従来(鉛)バッテリーと同サイズになるように同梱されたサイズ(寸法)調整部品でサイズ(寸法)調節してください。
過充電状態での使用、また常に高温状態で使用された場合、内部の化学反応が通常以上に行われますので劣化が進み、また過放電状態でも化学反応が通常以上に行われない場合も劣化します。しっかりとメンテナンスをすることで劣化が低減し、長期間使用可能となります。
○車両充電電圧の確認をしてください。
車両の充電電圧が13.5V以上、14.8V以下の車両に装着可能となります。
充電電圧を調べる方法
①電圧計(ポケットテスター等)をバッテリー端子に当ててください。
※注意:+側に赤色、-側に黒色を接続してください。
②エンジン回転数を2,000回転以上に保ち、
その時の電圧を測定してください。
○下記車両にはご使用できない場合がございます
①GPSナビゲーション、グリップヒーター等の電装パーツを装備している車両。
なぜ?充電が不十分になる場合がございます。
②エンジンカスタム、その他改造している車両
なぜ?バッテリー容量が不足する場合がございます。
○AZリチウムイオンバッテリーを取り付けた車両を2週間以上使用しない場合、
下記どちらかの方法でバッテリーのメンテナンスを行ってください。
①バッテリーを車両から取外し保管することを推奨致します。
またはマイナス端子のみ取外してください。
再度バッテリーを取付ける場合はバッテリー上部にある「Test」ボタンを押し、
LEDインジケーターランプが2個以上点灯するのを確認してから取付けてください。
②【充電器の注意事項】の内容を満たしたスペックのバッテリーメンテナー(充電器)でメンテナンスしてください。
○寒冷環境でエンジン始動が始動できない場合、下記の手順を行ってください。
【STEP.1】ヘッドライト、ウィンカー等を点滅/点灯させてください。
【STEP.2】そのまま点滅/点灯した状態で約4~5分間放置してください。
【STEP.3】再度エンジンスタートを行い、エンジン始動確認してください。